2011年6月11日土曜日

ふっか~つ!

2011年3月11日を境に、自分の考えを発信しなくては!と思い、facebookを試してみましたが、公開性と匿名性の高いブログのほうが、目的に合っているということが分かりましたので、ブログを再開することにしました。

で、最初は数十年ぶりに参加した「デモ」のレポートです。

「6.11脱原発100万人アクション」という運動の神奈川版、横浜でのデモ行進(というよりパレード)に参加して来ました。
 朝から大雨でしたが、気象庁の雨雲レーダーを見ると、午後からは晴れそうでしたので、「やっぱ、行こうか~」と思い、「あ、そうそうプラカードぐらい持たなくちゃ」と、数年間使っていなかったアクリル絵の具を引き出しから引っ張り出して、ありあわせの厚紙にメッセージを描きました。↓
↓そして、ガムテープで裏打ちして、風にヒラヒラしないように・・・・


 桜木町駅前に集まっていたのは1000人ぐらいかと思いましたが、だんだん増えていったらしく、最終的には主催者発表の3000人の3分の2ぐらいはいたようでした。
 主催者グループのメンバーは本当に普通の主婦とサラリーマンという感じで、参加者の中には労組などの旗を持っている人もいましたましたが、さほど組織臭さはなく、本当に個人個人で集まっているという雰囲気でした。(「福島瑞穂」ののぼり旗だけが、かなり違和感。あと、意味なくチェ・ゲバラの顔をプリントした赤い旗を持っている若者がいて、ギンギンに場違いでした。)

 山下公園までの道をゆっくりと、パレードして歩きました。警官がずっと付き添っていて「あ、右折車通ります。もうちょっとつめていただけますか?」などと、言っていました。(警官が「いだだけますか?」とは・・・・。70年代の経験者としては、ちょっと唖然。)
 東電のオフィスビルの前には機動隊がいましたが「いつもの警戒」という感じで、特にパレードだから厳重に警戒しているような雰囲気はありませんでした。横浜市は、「100万人アクション」の集合予定地の公園を封鎖してしまった某自治体とは、ちょっと考え方が違うのかもしれません。

 私は「ずっとウソだった」を思いっきり歌うつもりで参加したのですが、残念ながらそれは歌われませんでした。「サウンドパレード班」はいろいろ音楽を流していましたけど、あの曲はなかったみたい。次回はもうちょっとちゃんと歌を覚えて、東電のオフィスビルの前で思いっきり大声で歌ってしまおうと思います。

 あと、誰かが音頭を取って何かのフレーズを叫んで、他のみんなが従順にそれを繰り返すというのを、「デモだからやらなくっちゃ」と思う必要はないと思います。一人一人が思い思いの言葉を叫べばいいんじゃないかな。叫びたくなければ黙ってプラカードを掲げればいいんだし・・・。
 沿道にあまり人がいないところでの、ちょっと無意味としか思えないシュプレヒコールとか、リズム感のないピッピッピーという笛とかは、うるさいだけだからできればやめて欲しいです。

 とはいえ、主催者の方々の努力に対しては、賞賛と感謝を送りたいと思います。
 お疲れ様でした!
 こういう行動が多くの人たちの日常に取り入れられるようになるといいと思います。

PS:私のプラカード、何人かの人に写真に撮られました♪わざわざ近づいて来て「これ、よく見えますね~」とほめてくださった方もいて、ちょっとうれしかったです。
また、横浜は主催者発表で3000人ということですが、新宿のアルタ前には相当な人数が集まったようです。

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