2010年1月5日火曜日
初ブログ
2010年1月です。
新しいブログ、何となく気持ちがいいです。
今までのGOOのブログは、うっかりして料金切れにしてしまって、使えなくなってしまいましたので、ついでに気分一新しようと思ってbloggerに移ってみました。
画面構成はこちらのほうがオトナっぽいですね。説明を読んだ限りでは、編集機能もかなり高性能のようですので、あとは使いこなせるかどうかです。
さて、近頃あまり書くことがない感じだったのに、GOOのブログが使えなくなったのと同時に、面白い本が何冊か見つかってしまって、やっぱりあれこれ言いたいなと思ったのも、新しいブログを始めることにした動機です。
その本というのは、まず最初がヘッセの「メルヒェン」。
今どきヘッセって読む人がいるのかなと思いつつ、「これは読んでないな」と思って買ってみたら大当たりでした。
翻訳は高橋健二。1998年、12年前に亡くなられています。
原作者のヘッセは1962年に85歳で亡くなっていますので1877年生まれということになります。1877年は、「エジソン蓄音機発明」「インド帝国成立、英女王ヴィクトリア、インド皇帝を称す」「西南の役」・・・。ずいぶん昔ですね。
「メルヒェン」は子供に読ませるために書かれたものではなく普通の短編集です。昔話風なのや長い詩のようなものなど、どれをとっても美し~い♪素直に、落ち込まずに、内省的になれます。クリスマス前後に読んで、気分がピッタリでした。ちょっと一休みしていろいろ「ものを想って」みたい時にお勧めです。
お次は中井英夫の「幻想博物館」。
中井英夫って何となく澁澤龍彦の子分のように思っていて、読んだことがありませんでしたけど、読んでみたら「澁澤龍彦より小説うまい!」です。すぐにデビュー作の「虚無への供物」をアマゾンで買ってしまいました。題名もいいですよね~。
お勧めです。ぜったい楽しめると思います。構成がしっかりしていて、アイデアがあって、ごまかしがない・・・という感じです。「結局雰囲気だけ」という感じがしないのは、きっと寡作な人だったからだろうなと思います。
そしてイチオシはドイツの詩人で「みつばちマーヤ」の作者ワルデマアル・ボンゼルスの「インド紀行」です。これは最高。
あとで感想文を書きます。
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初ブログ、そして明けましておめでとうございます。
返信削除毒を吐いて 後生明るき ふぐ堤燈
中 勘助
今年はいい年になりますように。
初コメントをありがとうございました。
返信削除いい句ですね~。これからはふぐ堤燈を見るたびに頭に浮かんできそうです。
本当に今年もいい年になりますように。
こと・よろです。