4日のニッケイに載っていた小さな記事がちょっと面白いと思いました。
「米映画”出演”の阪大教授 分身ロボ 将来は普及」「『考えるのが人間』強調」
こんな見出しです。
「分身ロボット」というのは遠隔操作で人に代わって仕事や戦争をするヒト型ロボットで、所有者にそっくりに作られるのだそうです。見出しの阪大教授(石黒氏)はすでにそういうロボットの研究をしていて、ハリウッド映画の中で実際の研究風景が使われたということでした。
映画の題名は「サロゲート」で主演はブルース・ウィリス。
この映画、石黒教授には「こんなに短絡的ではないはず」と言われてしまっていますけど、短絡的でないとハリウッド映画にはならないですからね。
少し引用します。
「本当に予測している未来を描いたら、現在の人間は不安になり受け入れられない」
「新技術は人間とは何かという問いに新しい答えを持ってくる」
「分身ロボットの出現で自分の存在すら疑うような状況がきたら誰でも『どっちが本物』と考える」
「(この考えることこそが)人間の唯一生きる道」
「私は生きたい
ものを想い苦しむために」
と言ったのはプーシキンでしたね~~。「エレジー」でした。
(この詩が演歌になったら・・・、やっぱり森進一かな?意外と他にいそうもないですね。)
早速きやしたよん(笑)
返信削除面白いねぇ。
>「この考えることこそが人間の唯一の生きる道」
そうそう、その通り。
でもさ、
>「私は生きたい、ものを思い苦しむために」
ってあまりにマゾチックではないかい。
take it easyって言ってあげたいよ。爆!!
このブログはコピペできないのかなぁ。結構めんどくさいなぁ。
dr.stonefly さん、早速お出でいただいて、ありがとうございます。
返信削除ニッポンのロボット産業が工業製品と哲学を輸出する・・って、いいですね。
プーシキンの「苦しむ」はたしかに楽しくなさそうな感じですけど、これ、翻訳者がうまい訳語を考え付かなかったためかもしれません。全体的にはとてもいい日本語訳なんですけどね~。
PS:??私は普通にコピペしましたけど・・・。
bloggerは、タダなのに広告が出ないのがいいところです。でも、これから出てくるのかな?