2010年1月21日木曜日

オデッサ・ファイル


 「冷戦」を「ゼロ戦」と読んでしまいました。わざとのような読み間違いですけど違います、本当でした。


 そしてどうして今時「冷戦」などという単語の入った文章を読んだのかというと、昨日DVDの「オデッサ ファイル」を観て解説文を読んだからです。

 そしてまたどうして1974年製作の「オデッサ・ファイル」を見たくなったのかというと、パッケージのジョン・ヴォイドの写真が素敵だったからなのですが、解説にアンジェリーナ・ジョリーが彼の実の娘だと書いてあったのにはちょっと驚きました。私のポイントオブビューからすると、「ジョン・ヴォイドって、美形じゃないところが魅力♪」ですので、それがあの超絶美女のパパだとは・・・分からないものです。

 でも、映画はハリウッドではなくてロンドンで製作されたもので、主人公の恋人役もウンザリするほどの美女ではないし、悪役の元ナチスのおじさん、おじいさん達もみんな現実的な外見です。それがまた揃いも揃って演技派・・・というところがよかったです。

 つまりアンジェリーナ・ジョリーは絶対に出てこないタイプの映画ということです。(いや~、それにしてもあの方がパパとは~~)


 ストーリーについては、最後に主役が元ナチスの虐殺者を殺してしまうのが、ちょっとどうかと思いましたけど、さすがにフレデリック・フォーサイス、「最後に明かされる意外な事実!」も納得できるものなので、大満足の面白さです。


 上の写真はその「オデッサ・ファイル」という名のファイルですが、「ファイル」と呼ばれるものが映画の撮影当時と今で、どれだけ違ってしまったかという証拠みたいなものですね。
 リング綴じのふつうのノートブックに切り抜きのような写真が貼り付けてあって、文章はペンで手書き・・・・。ユダヤ人に命を狙われているナチスの残党の名簿が・・・です。

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